*夏野菜を食べる・きゅうり・ナス編

食の豊かな淡路島では、夏野菜が真っ盛りである。

毎年うちの畑にはきゅうりやナス、トマトなどの定番野菜を育てているけれど、

私はきゅうりの栽培がどうもヘタクソで、特別沢山収穫できたためしがない。

なので、この暑い夏に食べたいきゅうりが不足する、という事態を免れたいがために、

今年は特にきゅうりを沢山植えてみたのだ。

するとどうだろう、なぜかきゅうりはどれも勢い良く育ち、毎日収穫しないと追いつかない程上手く育ってしまった・・

嬉しいやら、忙しいやら、きゅうりの消費に明け暮れる、という日々に悲鳴をあげつつ、大量消費を模索するのである。

*福神漬け

作り方

①大根小ぶり1本、人参1本はいちょう切り、きゅうり4本輪切り、生姜一片千切りにし、塩大2で揉んでおく。

②なす5本いちょう切りにし、塩大1で塩もみ。ナスはアクが強いため、別容器で行なう。

③みりん1/2カップ、お酢大2、醤油1カップ、米飴1カップ、昆布15センチを小鍋で炊き、煮汁を作っておく。

④野菜の水気を絞ってザルに上げ、①と②を合わせておく。そこへ熱い③を上から回しかける。ザルの下にはお鍋で煮汁を受けておく。

ザルを煽って汁を切り、野菜を冷ます。

⑤汁を再度煮立ててアクを取り、野菜に回しかける。これを7~8回繰り返す。

⑥あれば、紫蘇の実漬けの塩抜きしたものを加え、漬物容器に移し替え、熱い汁をかけて重石をし、1日おく。

⑦翌日、具と汁を分け、汁を再度煮立てて(野菜から出た水分を飛ばすため)汁が冷めてから具に戻し、重石をして冷蔵庫保存。2~3日後からが美味しくなる。


福神漬けの名前の由来は、七福神から来ているそうで、7種類の材料を使うらしい。歯ごたえのいいレンコン、香りの茗荷など、あるものを追加してみよう。

穂紫蘇の塩漬けとは・・

①9月頃になると、紫蘇の花が咲き穂紫蘇ができる。その穂紫蘇をしごいて洗い、3%食塩水に20~30分つけてアク抜きする。

②水気を切って20%の塩分を足して容器に入れ、重石をしておく。

③1ヶ月ほど置いて食べる。食べる時は塩抜きし、水気をしっかり絞って使う。

④醤油漬けにしておく場合は、②の水気を絞って醤油をひたひたに注ぐ。10日ほど置いて食べられる。

冷蔵庫保存が安心であるけれど、塩分濃度が高いので常温でも数ヶ月~2年ほど日持ちする。

きゅうりのきゅうーちゃん

①きゅうり10本(約1キロ)1cm幅にカットし、塩小2をかけ10~20分置いて水を出し、軽く絞る。

②生姜千切りを好みの量で①に加える。

③醤油300ml、味醂200ml、お酢50ml、唐辛子1~2本を鍋で沸かし、沸いたところに②を加える。

④軽く混ぜて再度沸いたら火を止め、そのまま冷ます。

⑤ザルできゅうりと汁を分け、汁を沸かして少し煮詰め、冷ましてからきゅうりに戻す。

福神漬けも、きゅーちゃんも、きゅうりの大量消費ではあるけれど、

結局どちらも保存食で味も濃い。バリバリガツガツ食べれるものではないから、配って回る・・

これぞ、淡路島の「食べ助け」文化なのである。

なんでそこなの?