*醤油を絞る

仕込んで一年経ったら絞りの時期となる。

醤油を絞るためには、絞り袋と絞り機が必要となる。

絞り袋は少し厚めの生地で作ることが出来る。

絞り機はなんとなくで作ってみた。

なるべく無駄がないように、一滴も残さず絞りたいものだか、

これがなかなか難しい。

一度、ちゃんとした絞り機で絞る所を見せてもらった事があるが、

それは大きなもので、ジャッキを使って圧をかけ

大掛かりなものだった。

そんなものを作る腕がないからしょーがない。

単純に、箱を作って重石を乗せれるようにした。

まだまだ改良せねば。

醤油の出口もホゾでも掘って溝があればいいな。

来年までにやってみよう。

*醤油の絞り方

去年仕込んだ醤油は水分が減り、だいぶ量が減っている。

ドロリとしていて、このままでは味も濃いし、絞りにくい。

減った分の水分を足してあげる必要がある。

①たっぷりの湯を沸かす。

少しシャバシャバする位まで湯を足す。

足しすぎると薄くなってしまうので気をつけて。

②絞り袋も熱湯消毒しておく。

③絞り袋のなかに醤油を入れ,絞り機の中に寝かせ重ねていく。

上から重石を乗せて圧をかける。 数日置いておいても良い。

なるべく最後の一滴まで。

最終的には重石の石を4つ置いた。

最後の方に出てくる醤油は生醤油として頂く。

④絞った醤油の味をみて、水分か塩分を足す。

⑤火入れする。

アクを取りながら30分かけて60度まで上げ、

その後一気に88度まで温度をあげる。

88度になったら薪を出して放置。温度を下げる。

⑥温度が下がったら容器に移し、オリを沈める。

5日程経ったら上澄みを一升瓶に入れ替える。

瓶の栓は空気が出入り出来るように和紙などを丸めて詰めておく。

⑦絞った醤油はオリが入ったものから先に使う。

⑧絞りかすはぬか床のように野菜などを付けておくと美味しい漬物が出来る。

または、天日で干すか、フライパンで炒るなどし、小麦が硬いのでミキサーなどで砕きご飯の振りかけのようにしても良い。

糠床に入れても旨みになる。

絞りかすとはいえ、まだまだ旨味が残っている。

もったいなくて捨てる事なんか出来ない。

醤油にしても、スーパーで売っている安売りの醤油のようにドバドバ使う事はなくなるだろう。

そして、売っている醤油の安さに驚く事だろう。

作ってみて初めて分かる事もたくさんあるのだ。

一度経験してみてほしいものである。